野球部 全尾張高等学校野球選手権本大会開始

(文・写真 校長)

 第132回全尾張高等学校野球選手権本大会が始まった。知多地区からは東浦、大
府、半田の3校、尾張地区からは江南、愛知啓成、誠信、誉、大成の5校が出場を
決めていた。東浦高校は14日に1回戦で愛知啓成高校と対戦し、延長の末3対2
で勝利した。
 3回、4回にいずれも四球のランナーが盗塁し、タイムリーで返すという効率の
良い攻撃で2点をリードするも、すぐに追いつかれ延長戦に突入した。タイブレー
ク方式の延長戦は知多地区予選決勝の横須賀高校戦に続いてであった。
 10回表の守りでは、無死満塁のピンチを招くが、この日3度目のダブルプレー
で切り抜けた。そしてその裏、送りバントから1死満塁とチャンスを広げ、最後は
デッドボールでサヨナラ勝ちした。
 相手チームの選手層は厚くピンチの連続であったが、機動力を駆使して少ないチ
ャンスをしっかりものにすることができた。準決勝は20日、半田高校と対戦する。